郷愁を探る ~音が急かせた旅路

・・・ 鉄道にもさまざまな独特の“音”がある。旅の出発駅、そのプラットホームで現在も主役を務めるのが列車の発車を告げる合図の“音”であるのは、単純な金属音のベルから電子音や優雅に響くメロディの音色に変わっていても、今も昔も変わらない情景ではある。ただ近年は、あまねく地方駅においてさえも、旅の始まりを告げる発車合図の音(音色)は全く様変わ…
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超電導リニア ~ 界隈

☆ ━ ━ 超電導リニアによる中央新幹線(磁気浮上式による品川~新大阪間)は現在、2014(平成26)年10月に国土交通大臣より工事実施計画の認可を受けたことから計画の段階から建設着工へと新たな展開に入っており、2027年の品川~名古屋間(285.6km)先行営業予定に向け安全、環境、地域との連携重視の下で長期の工期を要するとされる品川…
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JR北海道の今 ・・・

★ ☆ ☆   JR北海道(社長・島田 修氏、社員数約6900人)は、2011(平成23)年5月27日の21時56分頃に石勝線で発生した列車脱線火災事故(JR石勝線占冠~新夕張間を走行中の特急〈スーパーおおぞら14号〉(キハ283系6両編成)が清風山信号場内で脱線し、同信号場内の第1ニニウトンネル(685㍍)内で停止後に全車両が炎…
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沿線価値向上戦略に見る

∞ ∞ ∞  〈 まち・ひと・しごと創生本部設置 2014.9 〉  今、急速に進展しつつある日本の人口減少・少子高齢化社会において、大都市圏郊外や都心部分を離れた多くの地方・地域で進む沿線の活力低下により鉄道事業を取り巻く経営環境(利用者の減少化など)がその厳しさを増している。一方で国も、将来にわたって活力ある日本社会の維持・増進…
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“あわや!” ・・・JR九州のインシデント

・・・ 2015年5月22日午後0時20分頃、JR九州の長崎本線肥前竜王駅(佐賀県白石町坂田)において、長崎発博多行き上り特急列車〈かもめ20号〉(6両編成)が交換待ちのために停車していた1番線に本来なら同駅2番線を通過するはずの博多発長崎行き下り特急列車〈かもめ19号〉(7両編成)が進入し、特急かもめ20号とあわや正面衝突かという状況…
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米国の列車脱線事故に触れて・・・

☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  2015年5月12日21時30分頃(日本時間同13日10時30分頃)、日本の大動脈である東京~大阪間に匹敵する世界でも有数の旅客輸送需要が存在するワシントンD.C、フィラデルフィア、ニューヨークなどの大都市圏が連なるアメリカ合衆国の北東回廊と呼ばれる鉄道路線で、旅客列車の脱線事故が発生した。首都のワ…
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観光立国へ ・ インバウンドの現状に寄せる

∬ このところ、3年ほど前までは旅行業界など限られた分野の人しか知り得なかったであろう、普段あまり聞き慣れない「インバウンド」なる言葉がメディアなどを通して最近頻りに見聞されるようになった。インバウンドとは“外から入ってくる”という意味の言葉で、一般に旅行業界では訪日外国人旅行者を指す。対義語は“アウトバウンド”だが、海外旅行者に対して…
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超電導リニア有人走行“時速603㌔”に因む

━… 2027年の東京(品川)~名古屋間先行開業を目指し山梨実験線で走行試験が続くリニア中央新幹線(JR東海)は、2015年4月21日に同社の社員49人を乗せた7両編成の営業線仕様・L0系車両が鉄道の有人走行として世界最高速度の603.0km/h(ギネスブックに登録申請中)を記録し、5日前の同16日にL0系車両自らが記録したそれまでの鉄…
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高速鉄道システムの海外展開に寄せる

⇒ ⇒ ⇒ 地球環境の破壊を促進している温室効果ガスによる地球温暖化が喫緊の課題となっている今日では、地球環境への意識の高まりの中で世界の各国では高度な環境優位性を保有する公共交通機関としての高速鉄道の建設に向け高い関心を寄せており、多くの高速鉄道建設プロジェクトが検討・計画されている。日本でも、ここ数年の間に高速鉄道システムの海外進出…
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信頼性の高い鉄道サービスの提供に向け・・・

◇ ━ ━ ━  昨今の鉄道には、急速に進みつつある超高齢化社会の中にあって一段と高いレベルの利便性や快適性などにおける展開が求められ期待されている一方で、逆に事態の悪化を見せている問題がある。その表面化を招いているのが、信頼性の低下である。  日本の鉄道は、お家芸の如くに時間に正確な列車運行を最も優れた点として、従来からその名を世…
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沿岸被災路線の現状に寄せる ・ 東日本大震災

━ ◇ ━  東北の太平洋沿岸部に未曾有の津波被害をもたらした、2011年3月11日に発生した東日本大震災から今年で4年が経った。2015年3月10日に警察庁は、東日本大震災による被災の状況を死者1万5891人・行方不明者2584人と発表した。  4年経ってこれまでに、道路などインフラの整備は着々と進んできてはいるものの、暮らしや社…
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人口の減少化と交通サービスの充実

∞ ◇ ∞  少し先のことになるが、現在およそ1億2700万人を数える日本の総人口は35年後の2050年には1億人を割り込むまでに減少し、その規模は小さな地域(地方圏)ほど減少率が高く、人口が40年前(1975(昭和50))の半分以下になる地域が現在の居住地域の6割以上になるとの推計を、国立社会保障・人口問題研究所(厚生労働省の研究機…
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三陸鉄道へ運営移管 ・ JR山田線

東日本大震災(2011.3.11)の津波で被災し、今以て運転休止が続く岩手県沿岸部を走るJR山田線(JR東日本・盛岡~釜石間157.5kmのうち宮古~釜石間55.4kmの三陸海岸区間)が、このほど第三セクターの三陸鉄道へ運営が移管されることになった。  不通区間(宮古~釜石間)を今は代替えバスが運行するJR山田線(非電化)についてJR…
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JR九州の上場に見る

政府は2015年1月27日、JR九州の完全民営化へ向け独立行政法人の鉄道・運輸機構(鉄道建設・運輸施設整備支援機構)が保有するJR九州の株式を売却し、2016年度にも東証一部などに上場すると発表した。この上場が成れば、1987年の国鉄改革による分割・民営化後のJR会社(6旅客会社・1貨物会社)の株式上場は1997年のJR東海に次ぐおよそ…
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大阪へ同時開業の試算 ・ リニア中央新幹線

⇒ ⇒ 2027年に東京~名古屋間先行開業予定の下で建設着工へ動き出しているJR東海のリニア中央新幹線(東京~大阪間)に関し、同新幹線東京~大阪間の全線を同時開業させた場合の経済効果を年間6700億円とする試算を、関西経済連合会(大阪市北区)が2014年7月18日に設立した一般財団法人「リニア中央新幹線全線同時開業推進協議会」(大阪府市…
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整備新幹線の開業前倒しに見る

ооо 2015年1月14日、政府と与党は整備新幹線の開業前倒しについて検討委員会を開き、北海道新幹線の延伸区間・新函館北斗~札幌間(約211km・2035年度開業予定)の開業を5年早めて2030年度に、また北陸新幹線の延伸区間・金沢~敦賀間(約114km・2025年度開業予定)の開業を3年早めて2022年度にするという、整備新幹線延伸…
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環境と調和した鉄道へ ~

◎ ~ 近年、さらなる地球規模での環境保全に対する取り組みが求められている中での鉄道は、国内全旅客輸送量の3割近く(29%)を担っているにもかかわらず、地球温暖化の原因となるCO2の排出量は国内全排出量の5%を占めている(2009年度実績)に過ぎない。それ故、人や物の移動に係わり地球環境への負荷が少なく、環境保全に対し優れた特性を有して…
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“衝 撃”への回想 ・ JR宝塚線列車脱線事故~(2の2)

☆      ☆      ☆ ━ 事故の責任を問う裁判の面においてもJR宝塚線列車脱線事故は、事故そのものの直接原因は急カーブに制限速度を超えて突っ込んだ担当運転士の速度超過であったが、事故に対する責任の所在としてJR西日本の経営幹部らも刑事責任を問われるという、当時の鉄道事故としては異例であった。 *関連公開ブ…
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“衝 撃”への回想 ・ JR宝塚線列車脱線事故~(2の1)

☆      ☆      ☆ ━ 2005(平成17)年4月25日午前9時18分頃、兵庫県尼崎市のJR西日本宝塚線(福知山線)の塚口~尼崎間の右カーブ箇所(半径304㍍・制限速度70km/h)で、7両編成の宝塚発同志社前行き上り快速電車(5418M)が脱線する事故が起きた。先頭から3両目までの車両は右カーブの線路…
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雑 感 ・ 東海道新幹線開業50周年

                             ☆    ☆    ☆ ━ 日本の経済・文化の中心として、また人口・GDPの約6割を占める東京~名古屋~大阪の三大都市圏を相互に結ぶ、世界的にも稀有な需要構造を成す東海道ラインの今日ある姿を支えてきた東海道新幹線は、2014(平成26)年10月1日に開業50年の節目を迎えた…
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