未練の情景 ~夜行列車

~ 未練の情景 ・ 夜行列車 ~  国鉄改革による分割・民営化から、まもなく来年(2017)で30年を迎えるJR会社。1987(昭和62)年4月1日、約22万人の職員の眼差しが見つめる中で国鉄(日本国有鉄道)は、分割・民営化によって新たに設立された7つのJR会社に経営が引き継がれ、汽笛一声以来115年にわたる国鉄の歴史に幕が下ろされた…
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旧国鉄長期債務の今

― 旧国鉄長期債務の今 ―  日本の全国津々浦々に網の目のように路線(総延長約2万km)を張り巡らせ、経営の浮き沈みを繰り返してきた日本国有鉄道(国鉄)が、国鉄改革により分割・民営化されてから来年(2017(平成29))の3月31日で30年になる。しかし、その裏側には、国鉄改革で国が背負わされた旧国鉄の長期債務が未だ約18兆円近くも澱…
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並行在来線問題に見る

・ ・ 並行在来線問題に見る ・ ・                   〈 北海道新幹線(新青森~新函館北斗間)開業 ・ 新函館北斗駅 2016.3.26 〉  このほど2016年3月26日に、全国新幹線鉄道整備法(全幹法)に基づき1973(昭和48)年に定められた新幹線の路線整備計画から43年を経ること、ようやくにして北海道の地…
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北へ新たな鉄路 ・ 北海道新幹線

☆ ・ ・ ・  “♪ はるばる来たぜ函館へ ・・・”との歌い出しで始まる「函館の女(ひと)」(作詞・星野哲郎、作曲・島津伸男)を演歌歌手の北島三郎さんがを歌って大ヒット(140万枚)したのは、今から半世紀以上も前のことであった。その1965(昭和40)年頃の当時は、本州の東京から海を隔てた北の大地・北海道の函館へは、当時の世相から…
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見えてきた被災線区全線復旧へのあした ・ 東日本大震災

◆ 東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の発生から今年(2016)で5年の節目を迎え、大震災の津波(東北の太平洋沿岸)と原発事故(東京電力福島第一原発)で寸断されてしまった福島~宮城~岩手を結ぶ太平洋沿岸部を走る被災鉄路に対し、ようやく全路線復旧への終局面が間近に見えてきた。そうした状況の中で、現在も鉄路が不通(運転見合わせ)となってい…
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BRTで本格復旧へ ・ 東日本大震災から5年

▼ 2011年3月11日(午後2時46分)に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)から今年(2016)で5年が経った。昨年(2015)12月25日には国土交通省本庁(東京都千代田霞が関)において、被災路線のJR気仙沼線(気仙沼~柳津間55.3km)およびJR大船渡線(気仙沼~盛間43.7km)のBRT導入による本格復旧策(現在は両…
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JR北海道の再生に見る

JR北海道 は、20011年5月27日に発生した石勝線列車脱線火災事故(石勝線の占冠~新夕張間を走行中の特急〈スーパーおおぞら14号〉(キハ283系6両編成)が清風山信号場内で脱線し、同信号場内の第2ニニウトンネル(685㍍長)内で停止後に全車両が炎上・焼失し、乗客・乗員合わせ79名が負傷した)を端緒にして以降、2~3年の間に列車事故(…
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限りなく運転事故ゼロに向け ~安全性の向上

~ 限りなく運転事故ゼロに向け ~  「安全」は、鉄道事業にとって最優先事項であることは、昔も今も不変である。日本の鉄道創始(1872)以来これまで、鉄道事故防止にソフト・ハードの面からさまざまな対策が立てられ実施されてきた。しかしながら、いくら努力をしたにしても100%の安全性を確保することは鉄道の特質(専用軌道による制約)から難し…
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切符を拝見します・・・

━ 「ご乗車有難うございます。誠にご迷惑さまですが乗車券を拝見させていただきます」・・・夢うつつの中で、車内の乗客に向かって深々と頭を下げ一礼をしていた私…。長年勤めた鉄道会社を定年退職してはや十数年を過ぎるが、車掌の仕事に就いていた昔の若い頃の夢を、久々に見た。前日に読んでいた、新聞記事(“車内改札省略”)のせいだったのだろうか。寝覚…
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高速鉄道海外展開の潮流に見る

~ 高速鉄道海外展開の潮流に見る ~ 米国テキサス州の高速鉄道プロジェクト(総事業費約1億8500万米㌦)へ日本の新幹線システム(JR東海が導入を目指す)の採用を働き掛けている日本政府は、事業主体であるテキサス・セントラル・パートナーズ(TCP)に対し日本の海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)がその事業費として4000万米㌦(約…
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地域で守れるか・・・ 赤字の鉄路

━ ━ 2府16県に跨がる広い営業エリア(49路線)を持ち、利益率の低い多くのローカル線区(JR本州3社(東日本・東海・西日本)の中で格段に低い率)を抱えるJR西日本は、広島・島根の両県を結び陰陽連絡の一部を成す地方交通線のJR三江線(江津駅(島根県江津市)~三次駅(広島県三次市)間108.1km)を廃止する方向で検討をしている旨(20…
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インドの地を行く日本の新幹線

インド の現モディ政権が進めている同国初の高速鉄道プロジェクト計画において、日本の安倍政権が成長戦略の要と位置付けている日本のインフラ輸出案件の目玉の一つである日本の新幹線システム海外輸出に関し、2015年12月12日にインドのニューデリーで行われた日本・インド両国政府の首脳会談(安倍首相とモディ首相)においてインドへの新幹線システム導…
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574.8km/h

☆ 574.8km/h ・ ・ ・  フランス東部のドイツとの国境に近いストラスブール近郊で2015年11月14日15時頃、フランス国鉄のLGV東ヨーロッパ線未開業区間(ボードルクール~フェンデンハイム間160km)のフェンデンハイムから直線距離にして約3kmほど離れたストラスブール近郊のエックヴェルスハイムで試験運転走行中のTGV列…
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鉄道と航空の連携に見る ~

★ ☆ ☆  日本の高速度交通ネットワークにおいて、その基幹を成しているのは航空と新幹線による輸送体系であり、共に地域間の移動時間を大幅に短縮させて社会の振興・発展や経済の活性化に大きな効果をもたらしている。しかし、国土が狭い日本においては、もともと従来から航空と鉄道との間には輸送上においてライバル的意識が高く、協力関係の乏しい(消極…
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地域公共交通の現状に寄せて~

* * *  日本の地方や地域における公共交通事業を取り巻く環境の現状は今、近年の加速的な人口減少や少子高齢化およびクルマ社会の進展の中で年々厳しさが増しており、衰退化への傾向が頗る顕著である。そのような状況にある中で、公共交通事業が果すべき役割は地方や地域社会の活性化を維持、継続、向上させていく上で極めて大きいといえる。人口減少化等…
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高速シンプル架線 ~新幹線の安全・安定輸送を支える

━ ━ ━  輸送の大動脈として半世紀を超えて日本経済の根幹を支え続けている東海道新幹線は、開業(1964(昭和39).10開業)以来さまざまな技術開発や設備の改良・更新を行い、高速で高密度な安全・安定輸送の構築に向け環境の整備が追求されてきた。勿論、もとより“安全・安定輸送の確保”は鉄道事業者にとって最優先・最大の使命であることは論…
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鉄道と再生可能エネルギーに寄せる

▽ 石油やガスなどの化学燃料に代わるエネルギー資源として近年富に注目を集めているのが、資源の枯渇を招かずに繰り返し利用できる再生可能エネルギー(風力、水力、地熱、太陽光、バイオマス等・海外では“代替エネルギー”と称される分野)の導入である。昨今の日本のエネルギー事情は、東日本大震災(2011.3.11)で引き起こされた福島第一原発事故が…
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また一つ鉄道路線が消える ・ JR北海道

▼ 少し前のことになるが、2011(平成23)年5月27日に石勝線で列車脱線火災事故(79人負傷)を起こして安全輸送の確保・向上に取り組んでいたJR北海道は、2013(平成25)年度において出火等による車両トラブルや社員の不祥事、杜撰な線路保守、線路補修に関するデータの改竄などを連続して発生させたことから2014(平成26)年1月24日…
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再生へ進む ~JR北海道グループ

JR北海道グループは今、輸送の安全を至上命題とする鉄道事業者として、その経営の基本的資質が端緒から問われている状況にある。JR北海道は、2013年度において列車火災や車両出火等のトラブル、列車脱線、社員の不祥事などを連続して発生させ、さらには線路補修作業の怠慢や保線管理記録データの改竄といった安全輸送を最優先とする鉄道事業者にはあっては…
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空の安全に寄せる

★ ★ ★  この1~2年、世界の空においては俄には信じられないような事故やトラブル(後述)が起きていおり、再び空の安全が問われている。そうした中で2015年8月12日に、単独機の航空事故としては世界最多の520人が亡くなるという1985(昭和60)年の日航(日本航空)ジャンボ機墜落事故から30年を迎えた。墜落現場である群馬県多野郡上…
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